『フォレスト・ガンプ/一期一会』ひたむきで純粋な愛情が心を癒す

公開日: : 最終更新日:2014/08/07 映画

『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、トム・ハンクス主演のアメリカ映画です。
原作は小説ですが、1994年アメリカでロバート・ゼメキス監督により映画化され、公開されました。
日本でも翌年公開され、ヒット作となりました。

この映画は、主人公の男性、フォレスト・ガンプの人生を丁寧に追った物語です。
原作の小説とは、少し内容が異なっているようですが、映画もすばらしい出来だと思います。
とても映像が美しく、静かな感動を呼ぶ名作です。

フォレストは、知能は人より劣るけれど、足が速くて、優しく誠実な心の持ち主。
でもフォレストは、知恵遅れのため、小さい頃からいじめられて育ちます。
それでも彼の母は、そんな息子を愛情深く大切に育てます。

また、フォレストをかばって、仲よくしてくれていたのが、幼なじみの女の子、ジェニー。
フォレストは、そんなジェニーのことをずっと大切に思い続けます。

フォレストは成長と共に、様々な経験をします。
足の速さを見込まれてスポーツ選手としてスカウトされ、大学にも行きます。
その後陸軍に入隊し、その真面目さゆえ、優秀な兵士として戦地にも赴きます。
軍人時代に友人を得て、のちのちその友人とのつながりから会社を興したりもします。
事業は大成功。でもフォレストはいつでも、欲張らず、誠実に生きてゆきます。

その間、ジェニーは反戦運動に走り、フォレストとは相反する思想を持つことから二人は別れてしまうのですが、
ふとしたことをきっかけに、フォレストのことを知ったジェニーは手紙を書き、ふたりは再会を果たします。
その時、ジェニーにはある秘密があり、それを知ったフォレストは驚きますが、それでも、大切なジェニーに心から尽くそうとします。

知能は低くても、ひたむきに生きるフォレスト。
ジェニーに一途な愛を持ち続けるフォレスト。
そんな彼に、きっとジェニーは安らぎを感じたのだと思います。
紆余曲折を経て、最後にフォレストを選んだジェニーの気持ちが、しみじみとわかります。

恋愛や結婚の相手を考えるとき、人は往々にして、打算が働きます。
見た目のいい人。お金のある人。仲間にじまんできるような人…などなど。
でも、もしその相手と結婚した時、心の休まらない相手だったら、きっと長続きはしないでしょう。

フォレストは、何というか、木陰のベンチのような人。
そこにゆったりと座って、くつろいでいたくなるような、安心できる場所。
だからきっとジェニーは、そういう人を選んだのだと思います。

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